日本に遊びに来た外国の友達に、何かプレゼントしたいと考えたことはないですか?
そんなとき、「どうせなら日本っぽいものがいい」「大きいものは荷物が大変だから、そこそこなサイズにしたい」「出入国で問題にならないような物がいい」なんてことを考慮しながら、プレゼントを検討しますよね。
外国の友達へのプレゼント
数年前に妻の友達が、彼氏をつれてドイツから日本へ遊びに来ることになりました。
「せっかく日本に来てくれるのだから、二人に何かプレゼントを用意したいな。」と、自然とそういう話になります。
先に述べた「どうせなら日本っぽいものがいいな」などの条件も考慮し、あれやこれや考えること数日。
「将棋の駒」や「こけし」「だるま」などの案がでてましたが、最終結論は「印鑑(ハンコ)」でした。

日本風にこだわってみる
ただ、そのままの名前を印鑑にするのは面白くありません。
せっかくなので、実名に漢字をあてて印鑑にしたらどうかということになりました。
海外の方なので、「漢字」や「ひらがな」、「カタカナ」を使った名前は持っていません。
そこで、二人の名前と雰囲気から「漢字」を充てるプチ会議。
彼女は「Maria」という名前だったので、「真莉亜」という漢字にしました。(彼氏の名前までだすと身バレするかもしれないので、ここでは伏せておきます。)
漢字を充てるときの注意点
漢字は慎重に選んでください。
なぜなら、高い確率で相手から「この漢字の意味は何ですか?」と聞かれます。
実際に、妻も二人から「この漢字の意味は?」と聞かれました。
名前にふざけた漢字を充てると、後の説明に苦労することが予想されます。
せっかく選ぶなら、ポジティブな意味が含まれる漢字がいいですよね。
新しくつけた名前にネガティブワードが入っていたら、相手はちょっと落胆するかも。
プレゼントに印鑑(ハンコ)はあり
昨今では印鑑文化に物申す社会ですが、面白さで考えると、海外の方へのプレゼントとして「印鑑(ハンコ)」はおすすめです。
印鑑をプレゼントされた二人は、とても喜んでくれましたし、自分の名前の漢字に興味深々でした。
ただ、印鑑文化のない外国で、その印鑑をどうやって使用するのか?
嫌な顔してプレゼントをもらう人はいないので、実際のところ本心はわかりません..
もしかしたら、友達や家族との話のネタにしかならないかも(汗)。
だけど僕らは、二人が結婚して、その子どもが少し大きくなってスタンプで遊ぶようなとき、両親の異国名が刻印されている印鑑を押して遊ぶ、そんな「あたたかい家庭」を想像しておきました。

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